両想い【完】

誕生日まであと…

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誕生日まであと７日


今日は美愛とは約束しないで一人で買い物。


花宮のショッピングモールで気になっていたショップに入る。


バイトを少し増やしたし、春からはあまり遊び歩かなくなってたから、予算は結構ある。


さらには『ホテル』も予約した。


これは美愛にはまだ内緒。


『初めて』の約束をくれたけれど、具体的にどこでとか、話した訳じゃない。


美愛はきっと恥ずかしがるだろうし、なんとなくだけど、どちらかの家で…って思ってる気がする。


でも、今まで感じたことがない、美愛を大切にしたいって想いが、二人の『初めて』を大切にするってことに自然に繋がった


どちらかの家とか、ラブホとかはそのうちだ。


で、土曜日だし泊まれなくても、ギリギリまでいちゃつきたいし部屋を、海の近くのホテルに取った。


部屋はダブルで…。


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ショップ内でピアスを見せてもらうと、直ぐに目に留まったものがあった。


ゴールドの台にハートにカットされた小さなピンクダイヤのもの。


小ぶりでシンプルだけど可愛らしく優しい色で美愛にピッタリだと思えた。


直ぐに包んでもらい買い物は終了した。