両想い【完】

勉強会



5月1日、今日は初勉強会の日だ。


俺は朝からかなりハイテンションだった気がする(笑)


***


バレてるっぽいが、聡には俺の美愛への気持ちはまだ言ってない。


ただ由紀とは先週末に話をしたが別れられなかった、とだけ話した。


まだ、俺の立場はスッキリしないが、しかたない…。


***


いつもは由紀とは逆方向なため駅で別れるが、先週土曜の帰りは『話あるから家まで送らせて』と言って由紀の最寄り駅から歩きだした。


自宅までは10分位歩くらしい。


いつもと違う俺の雰囲気に、由紀も何か感じるらしくいつもより静かだ。


しばらく行くと公園があったのでベンチで話すことにした。


***


「あの、さ…」


「あっ!祐君!5日、5日の日はさ…」


由紀は俺の言葉を遮り、話し出した。


それを見つめ、低めの声でもう一度話始めた。


「由紀…、先に俺の話させて?」


そう言って目を見ると、悲しそうな目で見返してきた。


何も言わないのでそれを肯定ととり、続けた。


「お、れさ…めちゃくちゃ好きなやつ…
できたんだ…これまでで一番…
…だから、さ…別れて欲しいんだ…
ごめんっ!!」


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