両想い【完】


背が180を越えているらしく、顔は俳優の佐○健ってガムのCM出てるやつみたいな、優し~い感じ、性格は…しらね。


『先ずは友達になってくれ。
おれは1年から美愛さんを見てきたから、
見た目で好意をもってるんじゃないよ。
これからも、美愛さんが
おれを好きだと感じる時まで待つから、
先ずは友達。いいかな?』


そう言われたらしく美愛としては、嫌いではないのだからクラスメイトから、『友達』として接することにしてみた、らしい。


誠実さを持って、猪瀬に向き合うためにも。


だから、最近俺が聡を訪ねると何回かは、猪瀬が美愛の席で話したりする姿を見る。


それでも、山野が聡と俺と話し出すと、美愛も猪瀬と切り上げられるときは、こちらに来てくれる。


昼休みはまだ、猪瀬と二人きりでは過ごしていないらしい。


二人きり、は特別なことなのだと改めて思ったらしく、山野がいれば男子の輪に加わることもあるようだがそれでも、俺ら以外とはほとんどない。


これは正直、かなり嬉しい。


他のやつら、猪瀬なんかより、一歩リードしてる気分だ。



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