座敷わらしのしのぶちゃん♪
どうやらあまりのショックで床に転倒した私は軽い脳震盪を起こしたらしい


そしてソファーに寝かされ、その様子を三人で見ていたと言うのだ


「しのぶちゃん、大丈夫かい?僕がついていればこんな事…ああ、木建に任せた俺がバカだったよ」


「社長…僕ごときが何ですが…その場にいて止めれなかった僕が…やっぱり僕なんか…」


「あら、ヨネクラくんいたの?知らなかったわ。ちぇっ、知ってりゃこんな事してねぇよ。マジで存在感ねぇやつだな」





「私、気を失ってましたか…?す、すいません。ご迷惑お掛けして…」


「気にしないで、しのぶちゃん。悪いのは木建だからさ」


何度みても綺麗なお姉さんの木建さんが舌打ちをした


「あのさ、しのぶちゃん。頼むから辞めるとか言わないでね。君の存在感0は宇宙レベルだよ。こんな逸材逃すわけにはいかない」


社長が褒め言葉とはイマイチ素直に思えない言葉を言いながら私に心配顔を向ける


「はあ…」


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