あなたはまるで刃物のように...

朝、私が目覚める頃
AM09:00には彼の姿はない。

整備士の朝は早いらしい。

朝食はトーストとオレンジジュース、よくお昼まで保つなぁ。

お昼は食堂で食べるみたいだし、私はゆっくり眠れていいけど。


と、私もゆっくりしてられない。

私の仕事は百貨店の下着売り場。

若い子向けのそこそこ有名なブランド。

ここから職場までバスで20分ってとこだし、まぁまぁ朝寝坊出来る。


まずは洗濯して軽く掃除して
あ、明日ゴミの日だからゴミも纏めとかなきゃ。


1日のスケジュールを考えながらベッドを降りる。


窓から外を見ると洗濯物を干すには最適な青空だ。




本当、憎たらしいぐらいの青空。












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