涙恋~片思い恋愛〜
電話を切った涼太は、泣きそうな顔をしている。

そりゃそうだよね、好きな人に振られたことと同じだもんね。

私じゃあ雪見先輩の代わりに、なれない?


「ずっと、小さいころから、涼太のことが好きだったーー...」

私は、そう言いながら、涼太に抱きついた。


涼太の体は、震えている。

抱きしめている手が強くなる。


そのまま、涼太とともにベットへ倒れた。


「涼太、好きだよーー...」


私は、そう言うと、涼太のネクタイを引っ張りながら、キスをした。


あったかくて、だけど、涙の味がするーー...

涼太は、やっぱり泣いている。
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