涙恋~片思い恋愛〜
...よかった。
これで、あたしたち、もう友達なんだね。





その後、4人で仲良く夏祭りを楽しんだ。

花火が上がるため、見やすいところへ登っていたら、
未来ちゃんと涼太がいなくなっていた。



「あいつらなら、気を利かせて、どっかいった。」



拓真は、あたしの心が読めるのだろうか。
それぐらいに、素晴らしい答えだ。
疑問もしてないのに。



「だけど、未来ちゃんと仲直りできてよかったじゃん。
俺としても、ラブラブできるし?」


「ちょっと、何言ってるのよ!?」


「え?こういうこと。」



拓真は、そういうと、あたしにキスをした。

世界で一番、甘いキスを。
あなたの唇で。



*end*

< 269 / 291 >

この作品をシェア

pagetop