涙恋~片思い恋愛〜
心臓が跳ね上がる。

緊張が収まらない。


まぁ、仕方がないだろう。

だって、小さい頃からずっと好きだった拓真の思いを知る時が来るんだから…


息を飲み込む。

桃香が話し始めそうになった。

その瞬間、妙な胸騒ぎがした。

だけど、あたしは電話を切らず、桃香の話に耳を傾ける。




『なんと!!両想いになりました!!』
< 38 / 291 >

この作品をシェア

pagetop