涙恋~片思い恋愛〜
「明日、家の近くの公園にきて。」


そう口走ってしまった。

ヤバイと、口を抑えた時にはもう取り返しがつかなかった。


だけど、その発言に不思議と後悔はない。

それはきっと、あたしの心の奥底には、告白したいという気持ちがあったからなのだろう。


「わかった。

じゃ、また明日。」


また別れの時がやってくる。

幼なじみというのは、近くにいても、心の距離が遠すぎる。

改めて、そう感じさせられた。


なんで、あたしたちは幼なじみなのー...
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