【完】あたしのとなりの不良くん


電車にアナウンスが流れ、ドアが開いた。



「海里行くよ」


「おう!」



あたしたちは電車を降りて、歩いて海へと向かう。

歩いて5分後、ようやく海に辿り着いた。



「うおー!海だー!」


「……うるさい」



あたしはその大きな声に、顔を歪める。


海里は走って行ってしまった。

その後をマイペースに歩くあたしは、海里の行動に呆れた。



< 290 / 376 >

この作品をシェア

pagetop