【完】あたしのとなりの不良くん
「はい」
「ん、何だこれ?」
不良座りをしている海里は、首をコテンと傾けた。
「ビンだよ。この中に貝殻入れて」
「おーそういうことか!」
ポンポンと二回手を打った海里は、早速貝殻を拾ってビンに入れ始めた。
あたしもしゃがんで、貝殻を集め始める。
歪な形や、綺麗な形、少し大きいのとか、小さいのとか。
色々な形があって、拾うほうも楽しい。
「お!これ綺麗だぞ!」
「どれ」
あたしは海里の手の平に、ちょこんと乗っている貝殻を見つめた。