【完】あたしのとなりの不良くん
そこは三年生の列じゃないの?
そんなんお構いなしでぴょんぴょんスキップしている彼は、きっと鼻歌でもしてるんだろう。
三年生からバチバチと突き刺さっている矢の視線は、きっと海里には効いていない。
バカパワーってこわ…。
一つ溜息をこぼし、頭を抱えた。
数分待つと、ピストルの音が何度も聞こえ顔を上げると、スタートラインから何人もの人が走っていた。
次の走者の中には、海里がいる。
何だかヤル気がありそうだ。