【完】あたしのとなりの不良くん
赤軍と白軍の籠は両方とも三つあって、一年、二年、三年と分かれている。
あたし達は一年の籠の下にいた。
「……」
あんな高い場所に入るか…?
無理でしょ。
三メートルはあるだろうと思う籠のなかに、拳サイズの真っ赤な玉は入るのだろうか。
無理に決まってんだろ、クソが。
もっと籠の位置低くしろや。
グチグチ文句を吐き捨てていると、立っている籠の周りには、赤い玉がバラ撒かれ、スタートの笛が鳴り響いた。