刻み続ける時計

「うちのお父さんが貿易会社やってるから輸入で。
 この銃ふつうは日本の警察が使ってるものだから。


 まあどうでもいいじゃない。


 裏切りは罰す。
 これが私のやり方」






「やめてよ…!」







「ばいばい、希ちゃん。



 ごめんね」






バアン…!!!


バアン…!!!



静かな深夜に、銃声が2回聞こえた。
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