ALiCe


「あの…もしもーし」


不安になり声をかえてみるが返ってくるのは沈黙のみだ。



どうしたらいいんだろう…




と、

私が途方に暮れていると背後から微かに物音が聞こえた。

ケンカばっかりしてると気配とかには敏感になっちゃうんだよ。


「だ、だれ!」


あわてて振り返ってみる。



するとそこにいたのはなんとも言えない生物だった。



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