ALiCe


で。


やっぱりというかなんというか。


「これは…もしかしなくとも迷った…か?」


そう呟く私の顔ははたから見れば蒼白だったように思う。



そもそも目的という目的はなかったわけだけど。

それでも適当にぶらりとして戻ってくるつもりだったのに。


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