ため息と明日


前に訪れた時から、2ヶ月近く経っていた。


かつて自分が想像していたなかった未来に、いま立っている。


2ヶ月前の私なら、きっとあのまま、逃げるだけだったと思う。


でも、もう変わるのだ。







今日は、金曜日の夜。


見慣れた家のインターホンを押して、家主の登場を待つ。


施錠を解除する音が聞こえると、


いつものように「いらっしゃい」と、温かい笑顔が出迎えてくれた…。



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