夢なごり~君の声に呼ばれて~
「心配したんだからな!」
「ごめん、平助」
「お、おう…」
また顔が赤くなった。
少し遅れて、土方さんと斎藤さんが部屋に入って来た。
「桜井、身体は大丈夫か?」
「斎藤さん…。はい、大丈夫です」
後から入って来た二人は総司の隣に腰を降ろした。
「土方さん、その頬…」
土方さんの頬には今で言う絆創膏が貼ってあった。
そこは多分、あの時私が無意識に引っ掻いてしまったんだろう。