夢なごり~君の声に呼ばれて~


「きゃあぁあああ!」



昔の記憶を懐かしむ私の耳に甲高い黄色い悲鳴が聞こえた。



「な、何事!?」



「ああ、多分噂の転校生じゃない?」



「転校生?」



「知らないの、舞咲?今日、E組に転校生が来たらしいよ」



知らなかった…。



というよりも知らないのは当然だ。



A組である私の教室はE組とは違う校舎にある。



だから、情報が届くのが少しばかり遅い。




< 228 / 242 >

この作品をシェア

pagetop