夢なごり~君の声に呼ばれて~


「何で、笑うんですか?」



「いや、桜とはまたお主らしいと思ってな」



桜が私らしい?



どういう意味だ…?




そんな疑問を抱いていると、斎藤さんは刀の会計を終えて、戻って来た。



私は箱に入り、風呂敷に包まれた刀を受け取った。



「よし、次は呉服屋に行くぞ」


今度は袴を買うために呉服屋に移動した。








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