「遺言」short love story
私には勿体ないくらい。


そして私は今日、少し前から考えていたことを隆義に伝えるつもりだった。


笑い合ったあと、少し間があく。


「ねぇ、隆義、ちょっとお願いがあるんだけど…」


「ん?なに?」


私は、穏やかな口調で話し始めた。


「もしも…、もしもね、私達が出逢ったのは、偶然じゃなくて必然だったら。私は気付かないうちにずっと隆義を探してて、隆義ももしそうだったなら」


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