淫らな眠りへの誘い
それから私と彼は一緒にいることが多くなった。
登下校・・食事まで一緒・・
まるで大ちゃんとのよう・・

付き合っているの?
何度となく聞かれた・・
女の子たち・・男の子達にも
大ちゃんの時と同じ

「次から次へとイケメンばかりと付き合えていいね」
誰かの陰口が聞こえる・・

だから大ちゃんとも彼とも付き合ってないって・・
大ちゃん・・考えると辛くなる・・
胸に何かがつかえてくるしい・・
そのつかえが私に涙を流させる・・

大ちゃんが私を見捨ててもほら横には何かの気まぐれかみんなを虜にするイケメンがいてくれる・・

何が不満なの?
気を取り直してふふっと笑ってみた

「美桜・・僕の顔に見とれて笑ってるの?
寝てるのをいいことに襲おうと思った?美桜が望むならいつでも僕のものを」
「結構です・・」

彼は顔に似合わないエッチなことをサラッと言う。
そして私を笑わせてくれる・・
優しい人・・

貴方もきっと優しいから私のそばにいてくれるの?





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