イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
あたしは近くに行けずにいて、図書館の入口の棚でしばらく本を探すフリをしていた。



はぁ……早く行ってくれないかな。



そう思ってると、不意に誰かに肩を叩かれた。



……ハッ!!








振りむくと、あたしの真後ろに涼風先輩が立っていた。



「こんにちは……」



あたしが挨拶すると、挨拶もなしにこう言われた。



「へー……そっかぁ」



「……えっ? どういうことですか?」



一体なんの話!?


突然過ぎて、わけがわかんないよ。



そしたら涼風先輩はあたしを軽蔑するような目で見たあと、軽くため息をついた。



「フゥ……白丸くん、放課後になるといつもすぐに帰っちゃうと思ったら……こんなとこで、あなたに捉まってたなんて」



え……。



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