イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
えぇっ、なりたい! 冗談だとしても、嬉しいよ。



「なんだよ、その俺様発言! 葉月に失礼だろーが」



横から翔くんがなにか言ってるけど、あたしの頭の中は、完全に藤くんで埋めつくされている。



きっと今のあたしは、目がハートになってて、すごくおバカな顔になってるはず……。



「いいの……?」



藤くんを見上げて軽く首を傾げると、やたらとニヤニヤ笑ってる。



その笑顔の裏が怖いけど、今はもうそんなことどうでもよくなっていた。








「白丸先輩んときみたく、簡単にフるなよ?」



< 378 / 448 >

この作品をシェア

pagetop