イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
「しょーがねーから、毎日同じバスで行ってやるよ。明日は、何時に乗る?」



「へっ……」



いきなりのことで、まだ信じられないあたしに藤くんが追い打ちをかける。



「せっかく時間合わせてやってたのに、勝手に時間変えやがって。避けられてんのかと思ったじゃん」



「ちっ、違うってば! 藤くんが時間変えたんでしょ?

学校でもあんまり話す機会なかったし、あたしこそ藤くんと話せなくて寂しかった……」



そう言ったら、藤くんがニヤニヤしてる。



「嬉しーこと言ってくれんじゃん。マジでかわいいな、お前って」



「えぇっ!?」



いつもクールな藤くんの発言とは思えない。





< 384 / 448 >

この作品をシェア

pagetop