イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
キャンプファイヤーの炎が消えた後、


みんなは順次ロープウェーの乗り場に、クラス単位の出席順で集まり始めている。


あたしと藤くんも、とりあえずクラスの列に戻ることにした。


そこには、入学式と同じであたしの番号の後ろに凛、


藤くんの後ろにタクトくんの姿が見えた。







あたしたちふたりが列に入ると、やたらと凛がニヤニヤしながらコッチを見てくる。


ま……さか、タクトくんがバラしちゃった!?


「わ~、ふたり仲良くどこ行ってたの?」


「……別に」


明るく聞いてくる凛に、さっきとは全く違う態度の藤くん。


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