イケメン男子に囲まれて~モテ期がきた!?
ボーッとしてたあたしの肩を藤くんが叩いていた。


「……気になる?」


白丸先輩の方を見てそう言われて、あたしは慌てて弁解した。


「違うよっ、ただ見てただけで……あのねっ、あたし藤くんにプレゼント持って来たの。

いつ渡そうかなーって、考えてて」



カバンの中をゴソゴソやると、手で制された。



「そんな慌てんなよ。後でゆっくりプレゼント交換しよーぜ?」


えっ、藤くんもプレゼント持ってきてくれたの!?


特にそんな話をしてなかっただけに、めちゃくちゃ嬉しい!


あたしからのプレゼントは、


いつも、使ってもらえるものがいいなーと思って、マフラーにしたんだ。


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