アフターストーリー~春河家のドタバタな日常~

「お・・・お前(怒)」

「仲直りだべ(笑)」


そういって、マグカップを持つ風燕の腕を無理やり椿に向ける。椿と火燐をサツマイモの甘い香りが包み込む・・・。

「飲めよ。温まるから。」
「・・・あ・・・ありがとう。」

「・・・ごめんな。怖い思いさせてしまった・・・今度からちゃんとペースあわすから。」


「うん・・・私も・・・もっとお料理がんばるから(泣)」


椿はそういってマグカップを受け取った。中にはサツマイモのポタージュが・・・。
椿はそっとそのポタージュに口をつける。口の中に甘いサツマイモの味が広がっていく・・・


「お~い!!!椿~!!大丈夫か!!」


下から帰ってきた緑涼の声がこだましてくる。そして足跡ともにその声は大きくなり・・・


「椿!大丈夫か椿!」


緑涼が心配そうな目をしながら椿を見つめる。さらに畳み掛けるように・・・


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