【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐







「憐れんでいるんでしょ!」






 龍太さんは瞬きを繰り返して






「そうなるんだ…?






 ちょっと――つか全然違うけど






 そういうことにしといてあげるよ」







 なんですかっ、それぇ!




 バカにされまくった気がする!





「じゃあ、なんなんですか?」




「…恥ずかしいから、





 内緒!」






 …罰ゲーム、ですかねぇ。




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