抱きしめたその後は・・・【おまけ完】
・・・

言い返そうとしたら、

固まっていたはずの楓が、

オレのネクタイを引っ張った。

・・・?!

・・・

それはそれは、

熱~いキス・・・

・・・

楓の顔は真っ赤なゆでダコ状態。

でも楓なりに頑張ったらしい。

・・・

オレのネクタイを掴んだまま

「私は拓哉のモノですから。

あ、あなたなんかに、

わたしはあげません」

・・・

少し手が震えていたが、

一生懸命な楓が、可愛かった。

・・・

そう言われた修也は、

一瞬固まった・・・

・・・

が、

ニヤリと笑った。

「そのかわいい唇は、

もうすぐ私のモノになる」
< 99 / 480 >

この作品をシェア

pagetop