Diva~見失った瞬間から~
第10章

♯関係♯


《ピーンポーン》

あ、来た。


「はいはい。」

私は見慣れた廊下を歩いて

玄関に向かった。


《ガチャッ》


「奏乃ーッ!」


「ぐぇっ。」

く、苦しい。


「奏乃!きゃー!奏乃ー!」

え、なにこの子。マジで何した。


「苦しいから。近所迷惑だから。

中に入ろうよ、時鶴。」


「え、あ。そうだね!うん、入る!!」



< 327 / 500 >

この作品をシェア

pagetop