愛しい恋



「否定しないってことは、好きなんだ?」


優雅は私を嘲笑うかのように言った。


「…別に、優雅には関係ないでしょ。」


優雅は、私のことなんか目もくれてないんだから。

恋愛対象としてなんか見てくれてないんだから。


「ふーん。…委員会、せいぜい頑張って。」


「なによその言い方…っ!」


私の言葉には耳を傾けず、一人でサッサと階段を上っていった優雅。



< 32 / 110 >

この作品をシェア

pagetop