【完】俺以外のヤツを好きになるの禁止。
そんな私を見つめる西内君。
こ、こんな姿見られたなんて恥ずかしい……っ
「未愛、雷怖いのか?」
「ぜ、全然怖くなんか…っ、び、ビックリしただけだよっ!!!」
すると西内君は、はぁ…とため息をついてから口を開いた。
「バーカ。バレバレなんだよ。手、震えてる」
西内君に言われて、自分の手が小刻みに震えていることに気がついた。
「こ、これは……っ………きゃあっ」
言い訳しようとしたとき、西内君が私を抱き寄せた。
私の顔は西内君の胸に押し当てられる。
その瞬間、西内君の甘くて優しい香りが鼻をくすぐる。
「んな怖がらなくてもこうしてれば怖くないだろ?」
「に、西内君……っ」
私の顔は徐々に熱を帯びる。
よかった、真っ暗なおかげで見られないで済む……