魔物☆に恋して

愛しの魔物



目をあけると、マヤがいた。

あたしが、ベットの中央に寝ていて、マヤが覗き込んでいる。

「あ、帰ってきた」

マヤがほっとした表情で言った。

「え?」

ルイカも、覗き込んでくる。

「本当だ。どこに寄り道してたんだか」

なんか、嫌味言われてる。

それはわかるんだけど、まだ、ぼんやりしてるな。

体も動かない。

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