魔物☆に恋して
「どうしよう」

一人では運べない。

マヤを放って、誰かを呼びに行くのも、ためらわれる。

と、

「誰か、呼んで来てやる。ルイカでいいかな」

そばに来た、カエルが言った。

「本当?頼めるの?ありがとう!」

「いいってことよ。待ってな」

カエルは、ぴょんぴょんと、湖方面へ跳んで行った。

ありがたい。

・・・ルイカ、助けてくれるのか?

ちょっと不安はあるものの、

あたしが面識あるのは彼しかいないことだし。

「マヤ、もうちょっとのしんぼう・・・」

言いかけて、見ると、マヤが、

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