恋はいっぽから!
「大丈夫。大丈夫だよ。」
僕は……、
その度に、一歩の頭を撫でては……
そんな根拠のない言葉を繰り返した。
そうすれば……
一歩が笑ってくれるから。
そうすることで、僕自身に対しての……
励ましにもなっていた。
一種の魔法であり……、
自己暗示。
君は魔法にかかり…
やんわりと笑顔を作って。
心にポッカリと開いた穴を…優しくゆっくりと塞いでくれる。
そんな気さえ……
したんだ。
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