恋はいっぽから!
いくらおしとやかになったって。
いくら変わったからって。
あの人はもう……
振り向いてなどくれないのに。
私は莉奈ちゃんの胸を借りて……
ワンワンと泣きじゃくった。
まるで……子供みたいに。
やがて合流してきた高津くんの顔を見たら……
ますますホッとして。
「ぶはっ……!すげ~顔だな、オイ。」
高津くんはわざとらしいくらいに笑い飛ばしていたけれど、必死に笑わかせようとしているのがミエミエで……
思い切り泣きついてしまった。