恋はいっぽから!
年上ばかりと付き合って、甘やかされるばかりの恋愛に…飽きていたのもあった。
ちょっとした刺激が欲しいこともあった。
あとは……、
笑って気を紛らわしたいことも……あった。
「……冗談抜きで…慰めてあげようか?」
とにかく枝里のこの、上から目線の告白に。
思い切り…気が緩んだ。
「………。そうしてくれる?」
心身共に疲れ果てていた俺に……
絶大な、ひと言だった。
この日から枝里は、俺の彼女となり……
違和感なく、いつも傍にいるようになった。
やがてやって来る、別れの時までは……。