オール3の私とメガネ男子な婚約者
「泉ー!いるんでしょ!いるなら、いる、いないなら、いないって返事しなさい!」

と、階段下からお母さんの声。
私は自分の部屋に立てこもる。

「いないー!」

はっ!しまったぁ!

返事をしたら、いるってことばれちゃう!

階段を駆け上がってくる音が聞こえる!

がちゃ!

「いるんじゃないの!返事くらいしなさい!」

いや、したじゃん。
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