オール3の私とメガネ男子な婚約者
あらかじめ用意してあった席に座り、待っていると、

「すみません、遅れてしまって」

男の人の声がした。

う、うぁぁぁ…来ちゃったよ…!

いつものように、顔を上げられない私。

「あらあらどーもー!冬村さん!」

母が立ち上がる。

冬村さんって言うんだ……。
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