先生に会いたい


『あ、照れてんの?ホント、かわいいなぁ…』

「てっ、照れてなんかないもん!」


また赤くなる顔。


見えなくても、互いに分かる。


今、どんな顔してるのか。

何を思ってるのか。


心が通じ合ってるから。



「外出てみろよ。今日、星すっげーきれいだぜ!」



思い出す。


先生と海に行って、星を見たこと。


あんなこと、最初で最後だって思ってた。

だから、一瞬一瞬の先生の顔を頭に焼き付けた。


忘れないように。



でも、これからはいつでも見れるんだね。


誰よりも、先生の近くに寄り添って…。


< 196 / 241 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop