キミが好き…
第8章☆

「空也…」

「…なんだよ」

「話ある。」

「放課後、俺ん家くる?」

「あぁ。」

「わかった。全部話せよ?」

「わかってるって」


そして、放課後になって俺は空也の家に久しぶりに来ていた。


「で、話って?」

「あのな、俺やっぱ好き」

「うん」

「沙那じゃなきゃだめなんだ」

「…あのさ。」

「ん?」

「それ沙那に言えよ」

「は!?言えねーよ…」

「言わなきゃなんも始まんねーよ?」

「そうだけど…」

「言え。言わねーと後悔するぞ?」

「……」

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