誰も信じない

公園で

いつも私がお弁当を食べる公園は、いつしか彼とおしゃべりができる、特別な場所になった。

仕事をしている時は、向こうは営業で外に行ってる時もあるし、接客している時もある。私は事務で社内にいるし、パソコンに向かって仕事するだけ。

だからお昼休みに、この公園で彼とのおしゃべりの時間が、私にとって貴重な時間だった。



一番ときめく時間だった。




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