誰も信じない
「よ!」


聞き覚えがある声に振り返ったら、コンビニ弁当を持った新田さんがいた。

私と一緒でいいの?

寺田さんでなくていいの?


「ん?俺の顔に何かついてる?」


新田さんにそう言われるまで、私は見つめていたことすら気づかなかった。


「いえ。」




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