誰も信じない
「ゲレンデにいる天野さん、注目されるんじゃないですか?」


「そう。だから一緒にスノボに行ったら、橘さん、僕に惚れると思うよ。(笑)」


あっさり言うところがすごい。恋愛慣れしてるって感じがした。


「天野さん、誰にでも言ってません?(笑)」


「そう見える?こう見えても僕は、言う人を選んでいるけど?」






そんなにじっと見つめないで。

熱い視線で私を見つめないで。



勘違いしてしまいそう。






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