誰も信じない

秘密の気持ち

いつものように仕事をこなし、そして私がホッとできるお昼休みになった。

今日はまだ晃一を少し見かけただけだった。あまり話ができないのが淋しい。でも社内恋愛は禁物だから、おそらく誰もが気持ちを隠しているんだよね?私だけじゃないよね?

晃一、あなたも私を見てる?


「よ!」


ボーっとしていたら、急に声をかけられて驚いてしまった。だって、どんな顔で会えばいいの?新田さんと。


「今日も橘さんのお隣座っかな。(笑)」


コンビニのお弁当をパクパクと食べてる新田さん。相変わらずマイペースだなー。





< 325 / 507 >

この作品をシェア

pagetop