誰も信じない
「離して!晃一を傷つけたから謝る!だから離して!」


「待てよ!無理だろ?」


「私が傷ついて人を信じられなくなった時みたいな、あんな苦しい思いを晃一にさせたくないの。だから離して!」


「それは無理だ。すでに傷ついてるよ。」


私は力が抜けて、その場にしゃがみこんでしまった。



裏切られた苦しみを知ってたはずなのに、私は人を裏切って傷つけてしまった。

すごく大切にしてくれた晃一を、私は傷つけてしまった。


「どうしよう?どうしよう?」


私は何度も何度も、そればっかり言っては泣くしかできなかった。







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