誰も信じない
「ねー、愛理。上原先輩と付き合ってるのに、何で美穂も付き合ってるの?」


「いや、学が本当に付き合ってるのは私。美穂は学がしたい時にデートするだけ。」


「えー?それで愛理はいいの?」


「だって生理の時に求められても困るじゃん。それに美穂とは、付き合ってるっていわないし。欲求を満たしたらそれでおしまいだもん。学が本当に好きなのは、私だからさ。」



気がついたら、



私は廊下を走っていた。





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