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……………私は選んだ
自分の道を
ママとルルに会えるなら…
「た、頼む…そ、そこの嬢ちゃん…」
情けない目で1人の男が見つめてきた
「………」
だけど、彼に何も言うつもりはない
「…は、薄情者……っ!!」
この組織に入ったら
こんなこと日常茶飯事かもしれない…
「逃げ回るな。」
私の後ろから伸びた手
耳元で聞こえる銃声
顔面にかかる液体
私はただ男性を見つめ返すことしか出来なかった
「…自分のため………」
そうつぶやいて部屋を後にした