未来GIRL
兄弟島の夜は早くふける。


六時には完全に日が沈んだ。


走りつかれたのか、ノボルはテントの隅で寝息を立ててる。


ミチルは無言で天井を見つめる。


オレはその傍らで携帯をいじっていた。


「ユイちゃんからのメールを待ってるの?」


「別にそういうわけじゃないけど」


「きっとそうよ」


「勝手に決めつけるなよ」


「ワタシ・・・」


ミチルが上体を起こす。


一瞬、患部の痛みに顔をしかめた。
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